神戸発祥のBAGGY PORTが発売する、藍染レザーを使った財布を最近街中で見ることが増えてきました。シンプルなデザインの財布ですが、経年変化や収納量はどうなっているのか、解説していきたいと思います!
この記事でわかること
今回ご紹介するのは、BAGGY PORTの「藍染レザー 二つ折り財布」です。これから買おうか悩んでいるけど使い勝手や色味の変化が好みなのかわからないという方の手助けになればなと思います。この記事の写真は1年2か月使用したものを無加工で掲載しています。
(最初の写真だけ少し加工しています。)
参考にしていただけると幸いです。
BAGGY PORTはどんなブランドなのか
この記事を読んでくださっている方の中には、BAGGY PORT(バギーポート)を知ったばかりの人や興味を持ち始めた人、あるいは知らない方もいるかもしれません。実は私も、初めてBAGGY PORTの財布を手に取ったときはその存在を全く知りませんでした。
しかしその品質を疑う必要はありません。その理由の一つに、BAGGY PORTは神戸発祥のブランドであるという点があげられます。そう、メイドインジャパンのブランドなのです。BAGGY PORTは「鞄は道具入れ」をコンセプトに丈夫でシンプルなつくりのモノ作りをしています。創業は1991年と歴史あるブランドとは言い難いですが、藍染を用いた色合いや無骨なデザインから人気を得ているようです。
藍染レザーとは
藍染レザーとは、その名の通り藍染技術を用いた革のことです。藍染は深い青色が特徴的で、ジャパンブルーとも呼ばれています。本来藍染は色落ちや色移りしやすいというデメリットがありますが、BAGGY PORTは特殊な加工を施し、これらのデメリットを解消していると謳っています。実際私の使っている20回染めの財布は、1年たっても全くと言っていいほど色落ちしていませんし、色移りもしたことがありません。
今、20回染めと言いましたが、BAGGY PORTの藍染レザーには染める回数によって3種類の色があります。染める回数が少ない順に8回染めのブルー、20回染めのダークブルー、32回染めのネイビーがあります。実際にどのような色なのかについては、公式サイトをご覧ください。
どのように経年変化するのか
経年変化については画像もありますので見ていきましょう。
まずは外装
私が使用しているものは20回染めのダークブルーです。黒っぽくも見えますが、よく見るとしっかり藍色を感じられます。外側の革、つまり藍染レザーは兵庫県姫路市で生産された革を使っているそうですが、藍染の影響あってか艶やシワといった経年変化はあまり感じられません。ですが逆に、ほとんど色落ちを感じないと言うこともできます。長所ととらえるか短所ととらえるかは、人によって変わりそうですね。
続いて内装
外側の革とは一変、内側は大きく経年変化したように感じます。向かって左側のカード入れをご覧ください。普段カードを入れているため、周りと比べて色が変わっていません。おかげで購入当初と比べかなり色が変わっていることがわかりますね。内側にはイタリア製のヌメ革が使用されています。新品ではクリーム色に近い白色ですが、一年使うと立派なアメ色に育ちました。色は変わりましたが、硬さはほとんど変わっていません。
どれくらいの収納量があるのか
次に収納量についてです。こちらも画像と一緒に見ていきましょう。
財布の形としては、一般的な二つ折り財布の形状をしていますね。二つ折り財布というと収納の少なさが懸念されがちですが、こちらの財布はどうなっているのでしょうか。
まずはお札スペース
仕切りがついており、2部屋に分かれていますね。一般的なつくりですが、お札とレシートなどを分けられるので便利です。
続いて小銭入れ
この小銭入れは、なかなか見ないつくりをしています。
画像のように大きく開くタイプの小銭入れです。大きく開くタイプは見かけることもありますが、開く向きが特徴的です。上に向かって開くのではなく、下に向かって開くような形になっています。財布を使う際の動線を考えるとこのような形になったそうです。大きく開くため視認性がよく、小銭が取り出しやすくなっています。さらに小銭入れのふたにもカードが3枚入れられる仕組みです。
他にもフリーポケットが4つあります。財布を開いて左側のカード入れの裏側に2つ、同じく右側にも1つ、小銭入れの下側に1つあります。小銭入れの下側のポケットについては、落ちそうな気がして私は何も入れられていません。
やはり収納量でいうと、一般的な長財布のほうが優勢だと感じざるを得ませんでした。ただ二つ折り財布としてはかなりの収納量だと思いました。できるだけ収納量の多い二つ折り財布が好きな方にとってはいい財布ではないでしょうか。
まとめ
今回ご紹介したBAGGY PORT藍染レザー二つ折り財布は
- 藍染技術を用いた色合いがある
- 藍染レザーの面は経年変化をそれほど感じられない(劣化しにくい)
- 内装は経年変化によりアメ色へと変化する
- 小銭入れの視認性がよく取り出しやすい
- 二つ折り財布にしては優秀な収納量がある
といった特徴がありましたね。このことから、藍染の色が好き、経年変化によるヌメ革の飴色が好き、収納量の多い二つ折り財布が好き、柔らかくない革財布が好き、というような方は、これを買うと満足できるのではないでしょうか。
また、藍染レザーシリーズは他にもたくさんラインナップされています。もっと収納量が欲しいという方は長財布を、もっとコンパクトなものがいいという方はミニ財布を、公式サイトからぜひご覧になってください。長財布でもミニ財布でも今回ご紹介した財布と同じレザーが使われているものもありますので、同じような経年変化を楽しめるはずです。お気に入りのものを見つけてみてください。
最後まで見ていただきありがとうございます。みなさんのお気に入りの財布が見つかることを願っています♪
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